フレームあれこれ その2


裏から見るとこんな感じ、ほぼほぼジルコニア
A3指示でA2グラデーション処理しました
多少アドリブ効かせるためにです



こんな感じで噛み合わせが深くジェットが短くタイトな場合
このような、舌面が急な角度でくの字になる場合が
多く、滑走面がスムーズではなくなる場合が見受けられ
先端からスっ飛ぶことがありますが
このようなフレーム処理することで回避できます
側方に動かし少しヤバいなと思ったら前回フレームの様に
ギリギリのエッジでカットバックします

 
emaxにくらべると審美的には、もう一歩欲しい感じです
 肉眼でも少し物足りなさを感じますがゼンゼンOK
写真で撮って見てみると少し抜け感が足りない感じですかね、
今後の素材の進化でどうにでもなりそうな範疇です
歯冠3/1上部をバックりと、MBの様にカットバックすれば
審美的に有利になりますが危険を感じる症例はこれで十分です、

歯科技工士的なあまりに近視的な距離感で
作り手目線が多すぎる ので。。。(コレも大切です)
患者さんはMBやHRより奇麗で壊れにくいならOKです。




これもA3.5指示のA3グラデーション仕上げで
少しブルー多めの暗めな仕上げにしてあります、コレは下顎11がよくある、
逆はハの字の翼状捻転で下顎11両遠心が
イイ感じに突き上げ、少し出っ歯ぎみになる典型的なよくあるケースです
ピンポイントで突き上げる部分や当然滑走面はもうすべてジルコニア

支台もすでに前突おそらく形成前も前突気味と読み取れる
唇面フレームはギリギリまで薄く仕上げ
前突を押さえます、emaxガラス系では危険でできません
ほぼジルコニアフレームで内部ボディー形状を
を作ってしまい、アクセント色とほぼほぼエナメルのみ築盛

裏面にジルコニアがあるにも関わらず
上手く先端部分の内部の抜け感が表現できてます 
アクセント色とエナメルのみでここまでできればいいと思う
数年前には考えられない進化だと思います。


今度は 近々にアンテリア用の専用浸透液も発売するので
アンテリアジルコニアブロックを使って色々やってみて記事にしてみようと思います
症例症例に合わせアドリブでフレームデザインを考えるのも
すごく楽しいし面白いよね、この変化と自由度! 
メタルにはない世界だね☆


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