昔の物差じゃ計れない





この貫通部分からの立ち上がりの形、難しいよね 理想は歯科雑誌にでてくるプロビかなんか作って
先生が様子見ながら盛ったり削ったり、コレに限らず補綴物はある一定期間実際使ってもらい、
その中で思考錯誤していくのが、一番の理想なんだろうけど、現場はほとんど一発完成、
技工サイドにリスクを押し付け不条理な事が 起る話を沢山聞く、患者さんにもシワ寄せがくる、歯科雑誌の様には。。。。。
でも現実的に技工料や時間の制約をなるべく少なくしたいのが現場感覚、リアル技工その中で皆テクニシャンは試行錯誤、
石膏相手の技工作業、先生と上手くコミニケーションとらなきゃいけないけど、
色々な考え方や先生の好み、こだわり、歯科医師によって真逆な考え方まであるから、正直正解があってない様な物
それをふまえた上でのコミニケーションは、個別にケースを重ね落としどころを見つけ少しずつ軌道修正
これが一番現実的かな、いずれにしても時間がかかるよね!

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歯科機材ネットで探して ウロウロしてると
偶発的に海外サイトにたどり着き、レン●ェル●
値段見てビックリする人多いんじゃないかな?
代理店どんだけ、ボッタくってんの!!!!! 
色々な事が可視化されてく時代だね


そんな中これも偶発的に流れ着いた写真系SNSの投稿で、卒後間もないテクニシャンが
デカいハードコアなケースのジルコニアフレームを
バンバンUPしてくるんだけどこれって
もうすごいよね、上にはベテランセラミストが築盛するんだろうね
『何だヨ!このフレーム作りづらいんだよ』
先輩に日々怒られてんだろうけどw 立派だよね。

メタルキャストしかない時代の技工は
もう10年ぐらい技工やらないとデカいフルマウス
の安定感あるフレームって作れなかったよね、 
卒後間もない僕の時代は模型作りとかインレーとかやってたね、
今も基本はそうなんだろうけど、 もうそういうステップ
で技工を覚えていくなんて古いんだろうね。

でもよくよく考えると、短時間で習得できる技術??って。。。
いずれ安く叩かれる、、てかもう叩かれてるのか??
誰かの言葉で、『機械でできる仕事の価値はなんだかんだ言っても
いずれ限りなくゼロに近づいていく』

何か昔の物差じゃ計れない
何を持って技術なのか価値なのか??
昔じゃあり得ない不思議な場面にネット上で
頻繁に出くわす事が多いね!☆。

2 件のコメント:

たけ さんのコメント...

こんばんは!
本当にCADが使われる様になってから時代が変わりましたねセラミックワークや自費の技工は選ばれしものの仕事だったのが新卒であっても触れられる時代に
賢くセンスや才能のある若い子が前時代的な育成では無くて適性や才能にあった育成がされれば技工業界もレベルアップされると思います、自分も含め前時代的な職人的な不合理な時代は終わりにしたいと最近若手の育成に関わって切に思います。

歯科技工士 さんのコメント...

こんばんは!その通りですね☆ 僕は若い技工士さんと接する事はないんですが、他業種の若い子と接すると、感度の鋭さや新しい事への柔軟性いつも度肝を抜かれ、自分が思っている以上に世の中スゴいスピードで
変わってる事をいつも教えてくれます、他業種の方の言った印象的な言葉で、
『歯科技工士は歯を作り社会に貢献してると勘違いしている』
そんな部分は当たり前で、もっと俯瞰した広い視野で、若い人、人を育てるのが本当の意味での社会貢献だと。

それが出来なきゃ世の中の人が認めてくれないんだろね。。。
もう黙って肩をすぼめて下向くしかなかったっす!w笑