フレームあれこれ その1



先端唇面にジルコニアをだしちゃいます
もうどこからどうガリガリ滑走させようが
すべてジルコニアでガイドです


エナメル盛って焼いたところです、焼く前の方が分かりやすいんですけど
撮り忘れました、写真を拡大して先っぽのとこ目を凝らしてよく見てください


まっ!よく見ないと分からない感、このフレームいけるね!




もうこれ本気のジルコニアバックのデザインですよ
これ2回チップし3回目です 初回はEmax、フレームから
逝っちゃってまして、次がこの記事でhttp://smiledesign-smiledesign.blogspot.jp/2015/10/emax.html すこし先端カットバック
してんだよね、ナメてたね完全に甘く見てたね!!

フルジルコニア前歯ブラキサーのステイン仕上げはよく見る
個人的にステインよりパウダーの方がコントロールしやすい
そして奇麗だ、ステインは横から見るとペタペタで奥行きがないので
前歯は避けたい、またシングルはパウダーの方が色が合わせやすい。

今回は『唇面にジルコニアチョッと出ちゃってるんですフレーム』です 
よく見ると唇面にほんの0.2〜3mm行くか行かない程度唇面に額縁の様に
ジルコニアが出てますコレ全然OKです!! プロにしか分からない領域でアリです
先端はブルーをボディー色より先にダイレクトに3回浸透させて馴染んでます。

コツは少し大きめ長めに半焼結時にしておき 形態修正分の
目減りする分を頭に入れといてミリングしておき
パウダー部分とジルコニア部分を移行的に形態修正
また研磨することでとても目立たなくなります
この部分インサイザルエッジなどと呼ばれ
ブルーより 本当は先端のエッジ部分だけはボディー
系の浸透液でもいいかもしれません今度実験してみます。

仕事を記録、自分がどんなフレーム作ってるんだか
時系列で変化するのがわかってイイなと痛感する 
2016年はもう少しフレームのデザインは考えないといけない時期か、

ジルコニアのフレームと浸透着色を
上手く融合させるのが、今って感じで洗練されたスタイルにも感じる
最近どんどんジルコニアバックのデザインが先端
に近くなり 保険のHRに近くなってきている
コレは素材自体の癖や特性をわかってきたから、そして
様々なトラブルを経験し超無意識に危険回避で自然にそのような
デザインになってきているだけであまり考えてはいませんw、

コレもまたトラブったら記事にします でももう大丈夫でしょ!
勘弁してね〜〜!

最近のその他のフレームもこんな感じって紹介します
つづく。


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