色合わせの自己記録メモ2

このような形態をまとめるにも、まず理想的な研修会などで使われる
これぞ『ザ!研修模型こんなの臨床でないだろ!!』と言う模型でも文句言わず、黙って基本練習を反復する事が大切だ!習字などの楷書を理解しそれを崩していくとでも言いましょうか、そして特徴をとらえ似顔絵の様に,
ある一定の特徴を誇張するほどではなく再現すればそれなりにまとまる。





個人的、長谷川の場合
立ち会いでまずその場で最低限見極めるのは2点

カメラの絵やシェードマシーンよりも、肉眼その時感じた自分の目を信じ記録する。

 1・何のインゴットを使うか? 3Dガイドでしっかり
  明るさを見極める

3Dガイドを当て4MグループなのでHT 色味がA3なので HT3、ジルコニアならトランス系プレッタ4M〜5M当たりはそれでも暗さが足りないので、盛るパウダーはボディーとクリアを混ぜ赤みをプラスする、これは現場ですぐメモします、ちなみに3Mあたりを境に明るくなる場合
MOを選択しています 基本HT、MO二種類で攻めてます。

 

2・ボディー色は何を使うのか?

エナメルの奥にある象牙質の色味彩度だけに意識を集中
3~4色程度A1~4ぐらいまでと意識して選択肢を少なくする。A3を選択


ボデー構造です、モヤモヤした白はエフェクト3です、
エフェクト1の上に盛ると浮いた感じを表現で来ます
何となくイイね!ぐらいにはなります、 
effect1は間にランダムにT1 T2などをランダムで挟むと色に動きが出ます
最上層のエナメルは歯頸部はサービカルトランスのオレンジピンク
を盛ってます、その他はT1T2を基本にし盛り上げてます。

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☆一番印象に残る部分を最低一つメモ、頑張って表現して
  みよう!それらしくなるから。

今回印象的な先端のブルーこれを一層深く表現するには
ボディーを反る様にカットバックしE1の厚みを稼ぎます
後ろには 透明とボディーを1.1で混ぜているので抜け感が強調されます
が暗くなりすぎず程よい抜け感を表現できます。



エナメル、opal Effectの使い方おさらい、こんな感じ!

E1 少しブルーがかった透明感を表現できる。暗くなりすぎないところが重宝する
E2ホワイティシュな表現、白帯や最上層のホワイティシュな近遠心ラインアングル
E3パンチの強い白、白帯の強弱は厚みでコントロール最上層で単色で使う
  事はあまりない


中年から老年にかけての色合わせ(ホワイトニングも)
暗いからと C、D系をストレートに盛っても
なんだか上手く行かないダメだなって方は 
インゴットのチョイスから参考にしてみてください。


☆注意 あくまで沢山の人を魅了する、見せる技工じゃなく
2016年春、現場で無難にまとめて ささやかな技工料をいただく
レベルの現場技工です、ご了承ください!
今後同じ様な症例が出たらの自己整理メモログです 

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