ジルコニア研磨


最初にグラデーションのフルジルコニアクラウンを意識して見たのは4~5年前
ネットの中でした、『こんなにキレイになるのか!!』
が第一印象で 、そこにはややパール感があるものの
ジルコニア研磨剤の販促広告みたいなテカテカのクラウン
ではありませんでした、今でもそのようなクラウンはあまり見ませんね
ですので僕もそんな感じをイメージして研磨してます。
基本ステインも何もナシの焼きっぱなし、磨きっぱなしが基本。
リクエストがあればステイニングもしますが、フルジルコニアの
ポテンシャルを発揮する部分や狙いはそっちの方向じゃないと感じています
しステイン代料金もしっかり取らないとダメですよね。



まず半焼結のジルコニアの表面をならすのは、このバーが好きで
使ってます、特にこだわりはありません、メタルでもいいと思うが
半焼結のジルコニアに黒い線などがつく場合があり、メタルが何か悪さを
しないか???とのことです、径の大きいバーはマージンや
アバットの立ち上がりなど、チップする可能性が
高くなるので細い方が好みです 特に繊細な部分は先端部分を当て柔らかく
クラックが入らない様にと意識して注意しています、また浸透液がしみ込みやすく
ジルコニアに食いつきが良いと感じています。


焼き上がったジルコニアは
エアタービン高速回転で注水下表面を
ダイヤモンドポイントでキズの方向をそろえる
ザックリと研磨というよりならしていきます、目立つキズやたまに現れる
白濁などのスポットなどはこの時点で消してしまいます。

エンジンにて、ダイヤモンドポイントでさらにキズの方向をそろえる
ダイヤモンドポイントは当てる方向や当てる角度でギラツキが出やすい
ので注意です、下ろしたての新しいバーはキズがキツく入りやすいので
使い古しのダイヤモンドポイントでも十分だとおもいます。

カーボランダム
後カーボランダムを使う事でキズが細かく柔らかくなってきます
さらにファインタイプのカーボランダムを使う事で
より柔らかい優しい表現が出来る様に感じてます
ここでもやはり磨き上げると言うよりキズの流れをそろえる。



後にゴム系のシリコンホイルや砲弾型のポイント
使っています、やや切削力のあるシリコン 系です
自分の好みのシリコンでいいと思います
この時点で消えないキズはまた前のステップに
戻りカーボランダムをかけ後にまたシリコンです。



後つや出しの研磨剤で隆線部分を意識しブラシをかけてます
研磨剤もメタルとかレジンも
イケちゃうオーソドックスなヤツです、ジルコニア専用などの高級な研磨剤は使ってません、以上のみです。

個人的な研磨で、僕自身あまりバーの型番や使用メーカなどは全く覚えないし、気にしていないので、何を使っているのかよくわかっておりませんがw???
基本こんな感じ特別なバーや材料などはなにもありません
今もいい方法はないか?上手な方に教授願いたい、試行錯誤中です!

0 件のコメント: