前歯フルジルコニアで注意していることは盛り足し修正ができませんので
半焼結時に完成形をしっかり頭でイメージし95%までビシッと!
何もかも攻めてしまいます。隣接開きは特にジスクさばきは注意
まだ試行錯誤中、大きいブリッジは作業が楽ですね。
フッと気がつくのは筆盛りでしかできないレアリング特有の
色は当然、形の攻め方、無意識レベルで自然とやっていたテクニックが
あったことに気づきます、当然それはフルジルコニアでは全く使えない
テクニックとなります。
で、半焼結時の形態やテクスチャーなどの繊細な作業は
このバーに最近落ち着きました、何のこだわりもありません型番なども不明です。
要はあまり径の大きいいポイントは微細な軸ブレでとても怖い思いをします
径の細いポイントが影響が少なく好みです、あくまでも個人的な好み。
形態の取り方もテクスチャーの作り込みも
石膏カービング、ブロックカービングのそれと全く同じ基本どうり
ただ素材の扱い方は石膏とは違いテクニックは別物と認識してます。
最後に高速で周波状のようなイメージで近心から遠心に流し
表面をならし、後に浸透ステインです、きめ細かい表面処理すると
ノリと発色が抜群です。
焼成後は05%の修正シロを減算フィニッシュです
上の写真、この段階では全くわかりませんが正確な理想的な浸透配色ができています
テクスチャーも最終仕上げ微調整、研磨にてプレッタとアクアレルの
コンビネーションのハイスペックぶりが、グっぐっと現れてきます
研磨フィニッシュ予定です。
レアリングは減るものの増えることのない流れ
今後このようなジルコニア技工のアナログ的要素の強い部分を
うまくコントロールするスキルは大切にしたいですね
技工士にますます主導権、と言うか元々そんなの無いな笑w、機械やメーカー、
新素材の都合に合わせたテクニックがどんどん生み出されてくるんでしょうね。
技工士はいつも蚊帳の外オマケか涙!
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