ジルコニア浸透着色

有随 大きめの形成で マージンもナイフエッジ
こりゃ難儀だな!と思うスタイルの仕事3、3支台
の6本ブリッジです、でも日常臨床って 
ほぼこんな感じ多いよね

フレームも築盛スペースも ほぼ自由度ナシです 


今回もフレームからの色作り、グラデーション浸透着色です
プレッタウ、トランスジルコニアを選択
指示色はa4、ですので暗めのプレッタウも功を奏します

3.5の着色液で 下から6 3、21回トランス
と浸透着色 色を作り込み 三番はフレーム自体、ボデーカットバック
時とほぼ同等と言いますか、同等にならざる得ない
 言い換えればフレームにてボディーを作ります

上記写真、3番フレーム自体の厚みは
0,3~0,4です、ほぼエナメルを薄ら盛って
外形を回復します



左右3番をボディーカットバックするとジルコニアフレームには
ボデーパウダーは ごく微量で、
フレーム上に、パウダーをなで塗ると言う方が正しく、上の方の
トランス系パウダーは通常通りに盛ります
ほぼボデーパウダーは、ほぼ無しですが ジルコニア特有の
ギラつきはなくなり いいグラデーション
が表現できています


乱排列のリクエストは
この乱れ具合が くせ者で
乱れつつも基本は奇麗にアーチを描くんですが

人によって『乱れ指数』が違い
何度か仕事を重ね、オーダーした相手が
どれくらい乱れてもいいのか
がわかるんですが 初めてだと怖くも
あります 

下顎の前歯は乱排列の方が
立体感がでていいです!が そこはリクエストが
ないかぎり 奇麗なシンメトリーが無難です
必ず左右対称で攻てめます

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