『五年後、歯科技工無くなる』って言ってる、そっちの予想屋みたいな仕事も同じ(本文とは全く関係ない)





前回のテトラ系、明るさだけ合わせスッキリ仕上げ
テトラの患者さんはコンプレックスに思っている場合がほとんどで
彩度、茶色や赤みをおさえ控えめに模写しません、グロクならない様に気を使った

レジンの補綴物、テック含め、
なんで白浮きしやすいのか?暗い歯を認識しC、D系統のパウダーを
ストレートに盛ってみても上手く歯列に溶け込まないのは、なぜ?

本を読んでも話を聞いても、明度の理屈はわかるが、
具体的にどのように各自技工に落とし込むかは、人それぞれ
何が正解で、何が間違いなのか?自分に合ったやりかたは?迷う。

歯科での色調はあまりに狭く限定された色の世界
明度をググると、もうエンドレス、共通しているのは 
明度を高くするには、白い要素を含む物を混ぜること、
明度を低くするには、黒い要素を含む物を混ぜること、
多種多様な業界でコレは、ほぼ共通している。 


分かりやすく明るいシェードタブ1Mを差し入れ グレースケール変換ブリッジは4M狙いです 

透明色:
人は光の反射で色を感じ、透明は反射することがなく
吸収するのみで歯科で言う所の黒、暗いと言う明度低を表現するのに
スゴくいいと感じている、グレーは黒い要素を含み、
より省スペースで、さらに奥行きと暗さを表現できる(やり過ぎ不自然)

透明な湖は浅瀬では、湖底の砂を反射し明るく見えるが(オペーキー、形成不足)
深くなれば深くなるほどグレー、黒に近く
逆に乳白色の温泉は、白い石灰成分の要素が多ければ多いほど
目に眩しい白く明るい温泉になる、

ポーセレンのパウダーも、超強引に言えば
白いパウダーと、透明なパウダーを、どう扱うかで
コントロールすることができると体感している
カラーの世界を頭で白黒変換する癖を付るとよくわかる。

右がノーマルジルコニア、左がトランスジルコニア、撮影後モノクロ変換
明らかに左のトランスジルコニアの方が暗い

昔emaxがブレイクした頃、多種多様なインゴットがワラワラ発売され
当時HTフレームに築盛して、クラウンが暗くなって
困ってしまう、どうしてですか?と聞かれることが何回かあったが
前記した透明な要素が絡んでいるのがよくわかる
オールセラミックはフレームから、そのトータルでの
透明要素のパーセンテージで、クラウンの明るさに与える影響も実感している

具体的にニケイ酸フレームとジルコニアフレーム
パウダーをどのようなチョイス選択してるのか、emaxセラムで
具体的に、改めて自分のおさらい 整理する意味で書いてみます

現場感満載たまにダメだコリャ!
ってレベルの地域技工士個人的な見解なので注意)))w☆

つづく

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